私が初めて知念実希人先生の作品を読んだのが、この仮面病棟。
2020年には、坂口健太郎さん主演で映画化もされたのでご存じの方も多いかと思います。
読書(ミステリー小説)好きと公言し、おすすめはと聞かれたらまずこれをお伝えすることが多いです。そのくらい、医療ミステリーという分野が衝撃的でもありました。
この本に出合ったきっかけ
本屋さんが好きでよく出入りしています。本屋さんでは、思いもよらない本との出会いがあったりするので目的もなくいくのも好きです。
その時は、千早茜さんの作品を読み終わったころでした。千早茜さんをおかわりしようか悩んでいるときに、お隣に並んでいた知念実希人先生の作品が目に入りました。
【病棟】というワードに惹かれたのかもしれません。私、看護師ですから。てへ
全体的にぱーっと見たとき、やっぱり最初の【仮面病棟】というワードのインパクトが忘れられず結局購入して帰りました。
面白ポイント😎
①医療用語が多め
検査名やお薬名など、随所に医療用語が散りばめられています。それが分かっちゃう自分って医療者だな!にやにや…なんていう角度からも楽しんでいます。
②シンプルにめっちゃミステリー
当たり前なんだけど、ちゃんとミステリー小説です。まさかあなたが?!ああ!なんで!!の繰り返し。登場人物は多めなんだけど、一人ひとりをしっかりと描写してくれてて記憶に残りやすい。
③スタートからがつん!と
しょっぱなから、どんどん読み進めたくなる描写。ピエロの登場から、胸糞展開。1つの事件から始まって、いろんなことがどんどん暴かれていく。病院経営の闇、みたいな。そのスピード感が楽しい。行け行け!ってなる。笑
④続編あり?!
似たようなタイトルの【時限病棟】は、この仮面病棟のストーリーを把握していたほうが何億倍も楽しめます。仮面病棟で起きたことは、みなさんご存じの…みたいな勢いで出てきます。
⑤途中で男女のいいシーンも
全然読み飽きないのに、ここでまさかの展開って思う。これは偶然なのか作戦なのか、なんかもう考えること多すぎて頭の中めっちゃ忙しい。
最後に😈😈
ぜひ知念先生沼にみんなではまりましょう。他にも面白い小説はたくさんあります。
お医者さんで小説家でって、もうその時点でも最強なんですが…医療と絡めたこのストーリー展開の上手さに見事にはまりました。
読書好きさんにも、医療従事者さんにもぜひ読んで頂きたいです♡リンク貼っておきます~~~
ではまた!
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