生理前や生理中に、ふくらはぎのだるさとか痛みを感じるそこのあなた。これって何かの病気なの?放っておいて大丈夫なの?と気になりませんか?この記事では、その原因や簡単な改善方法についてお話します!
始めに【私の経験談】
いつも、生理前や生理が始まって最初の数日のふくらはぎの症状に悩まされていました。
具体的には、
☑ふくらはぎのだるさ・重さ
☑ふくらはぎの痛み
こむら返り(足がつる状態)とは少し違うけど、それに近いような症状が夜になると襲ってきて…寝てる間にも足がつらくて目覚めてしまってふくらはぎをグーでトントン叩いたり、足を高くしたりしてなんとか入眠。朝には寝足りない感が満載。という日々を送っていました。
今までそんな症状は感じたことがなかったのに、ここ1年くらいで症状が出始めたのでなんとなく「年齢のせいかな」と放置してしまっていました。
でもあまりにも毎月定期的にしんどいので(笑)、さすがに年齢だけの性にもしていられないなと調べたり先生に相談したりしてみました。
原因について
1⃣ホルモンの影響
排卵後から生理にかけて分泌が多くなる黄体ホルモン(プロゲステロン)は、主に”妊娠の維持”のために働くホルモンとされています。
妊娠を維持するために体内に栄養や水分を一生懸命蓄えてくれるのですが、この【水分を蓄える】という機能が足のむくみを作り出し、だるさを感じてしまうという訳なんです。
2⃣運動不足
先ほどの1⃣に関連しますが、運動不足で筋肉量が少ない方はふくらはぎのポンプ機能が弱ってしまうためにより足のむくみを感じやすくなります。溜まった水分を押し流す力が足りないということです。
デスクワークの方は特に、足が低い位置にあり長時間活発には動かせない状態だと思うのでこういった傾向が強まってしまうでしょう。学生さんも同様です。
3⃣塩分の過剰摂取・味の濃いものを食べる
塩分は体に水分を取り込みますよ~ため込みますよ~~!
意識的にしょっぱいものを摂取していないとしても、生理前ってただでさえ食欲倍増して。そもそもの食事摂取量が増えがちですよね。それに伴ってトータルの塩分摂取量が増えてしまう…なんてことがあります。
あえてしょっぱいものを食べていないから関係ないと思ってたけど、冷静に考えてみたら食べる量が増えるに伴って、塩分の摂取量も増えていたんだなと反省しました。
他には?
他にも、飲酒や不規則な生活習慣などがあります。基本的には生活習慣は正しておいた方が吉◎
仕事柄規則的にといってもなかなか難しいことも多いですが、私なりに気を付けてみて改善が見られたので、その方法をご紹介します。
予防方法・改善方法
ふくらはぎを圧迫するグッズを使う
忙しくて、体がしんどくて、自分のケアに手が届かない方も多いと思います。私の場合は億劫になってやらない…ということもしばしば。でもそんな時、簡単にケアできる方法もあります。
例えば、着圧ソックスを着用する!
私の場合、手持ちがメディキュットかグラマラスパッツなのでそれを順番に着用しています。メディキュットの方がお腹までは圧迫されないので楽です。
生理中にお腹が張ってつらいという方は、メディキュットがオススメ。
\ 私が良く使ってるやつ /
\ 強力なやつ /
![](https://greeeeedy.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/946a3a22b856e0bca662f2f311edad9d.jpg)
\ ふくらはぎだけのやつ / 弾性ストッキング・一般医療機器
ふくらはぎだけのものは圧倒的に履きやすいと思います。もう太もものほうまで頑張って上げるのしんどいし、トイレのときとか長いやつだとだるいし…っていう方はふくらはぎタイプを全力でオススメします。
いずれもサイズガイドが書かれているので、購入の際にはそちらを参考にしてサイズにあったものをご購入下さい。せっかくの効果が減少してしまうともったいないです。
運動量を増やす
仕事中の運動はかなり限られてしまうので、通勤に自転車を使ったり、歯磨き中に下肢の運動をしたり…可能な範囲で運動の量を増やしました。
本当に少しずつだけど、やらないよりはやる方がイイよね!というくらいの気持ちでやっています。
たまーにやる気出してたくさん運動する!というよりは、無理ない範囲でも、少しだけでも、なるべく毎日継続する。という甘めなルールでやっています。
湯舟につかる
生理中は湯舟に浸かるのってなんとなく嫌で、今まであんまり浸からないことが多かったにですが…最近はしっかりと湯舟につかるようにしています。
湯舟に浸かって全身の血行を良くして、体もしっかりと温めています。そうすることでむくみの解消を助けることができます。
塩分制限、食べすぎ注意
食事は唯一の楽しみといっても過言ではないですが…一応看護師なのでそれなりに気を付けて摂取するようにしています。
さすがに制限食のように塩分量を計ったりまではしませんが、だしを聞かせることで塩や醤油、味噌の使用量を少なくするよう意識したり、全体的に食べ物の量をとりすぎないよう注意しています。
ストレスはよくないので、あくまで無理のない範囲です。栄養バランスを整えてあげれば、味の濃さや量が物足りなくても体がなんとなく納得してくれて満腹になったように感じます←
最後に・生理と戦う戦士たちに聞いてほしい言葉
ある男性の先生が言っていました。
「僕だったら、一つの臓器から血液を垂れ流しながら普通に笑ったり仕事をしたりなんて到底考えられない。まともで居られる気がしない。本当にすごいね、しかもそれが毎月なんて。女性はすごい。」
と。
女性はある時突然に生理がやってきて、それ以降、毎月定期的やってきます。今月は無しで!とかもできないし、いわゆるPMSというオプションを外すこともできません。
症状緩和のためにピルの内服を検討される方もいます。簡単に手に入れるのではなく、簡単だけど安全に手に入れる方法を選んでください。
体は一生ものです。お薬を使うのは決して甘えじゃないし、その方法をとっている方もたくさんいます。
生活習慣の見直しだけではどうにもならない時や、症状が重すぎる・強すぎる場合には、なにか別の病気が潜んでいる可能性だってあります。無理をせず、専門家の話を聞くのも有効な方法だと考えます。
しんどい期間を少しでも楽にするために、ここにある情報や言葉がお役に立てると嬉しいです。
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