「人は話し方が9割」に続いて出版された、この本。書店では目立つ位置に置かれていたり、ランキングにもはいっているなど、この本の存在を知っている方は多くいると思います。「話すのも聞くのも9割ってどういうこと笑」という興味を持ち、どちらかというと聞き方を知りたい気持ちが強かったのでこちらを購入しました。今回は、なぜこの本がおすすめなのかご紹介したいと思います!
話し方と聞き方、結局どちらが9割なの?
結論、【聞き方】?!?!?!
”?!”マークがたくさんで、すみません。でも本当にこんな感じ。『話し方が9割』の中にも、実はたくさん”聞き方”についての記載があるんです。
これはなぜか?
答えは簡単で、著者の 永松茂久さん は聞き方をとても重要視されている方なんだそう。
この本をオススメしたい人の特徴5選
他者とのコミュニケーションに不安がある
該当する方、挙手✋
よく”コミュ障”なんて表現を使いますが、人見知りや緊張しいなど様々な理由で人とのコミュニケーションに不安がある方って多いと思います。実際に私もそうです。
仕事モードの時はいけるけど、素に戻るとダメなんだよなあって方もいたりしますよね。
でもね、聞き方を知れば困ったときにどんな行動をとればいいのかが見えてきます。苦手なことをがむしゃらに頑張っても、どんどん苦手意識が強くなるだけです。色んな反応の示し方を知ることで、自分が実践しやすい方法や状況に合わせたコミュニケーション方法を探っていけると思います。
面白い話ができずに悩んでいる
面白い話をするなんて、芸人じゃあるまいしとても難しいことです。笑いをとるなんて尚更。
自分が面白い話をして相手に喜んでほしいのと同じように、相手も「自分の話を聞いて笑ってほしい」って思っていたとしたら…なんとなく、相手のお話への反応の仕方が見えてきませんか?
人って基本的には話を”聞いてほしい”生き物なんです。だからこそ、上手に話を聞く人は重宝されるしより貴重なんだって…この本にはそんなことも書かれています。
できそうなことからコツコツと、聞き方を知れば聞いてる側がどんな思いか想像できるようになるし、話の組み立て方も自然に分かってくるかもしれません。
「ねえ、聞いてるの?」とよく言われる
彼氏さんや旦那さんと話していると、思わずそう聞きたくなってしまう場面が多い!って方もいらっしゃるのではないでしょうか?
喧嘩をしていて意図的に無視しているわけではないのなら、相手にとっては”聞いているけど聞いているよということをうまく表現できない”状態なのかもしれません。もしかしたら自分も、無意識的な話の聞き方で相手に不快感を与えたり不安にさせてしまっていることもあるかもしれませんよ。
”聞いていた”か”聞こえていた”かは大きな違いです。
聞いている側は無意識であっても、話している側はこういった変化を敏感に感じ取るものです。ご自身も経験があるという方はいませんか。
無意識な部分は意識していくことで習慣とする必要がありますが、ここで誤った習慣ができてしまうとこれまた問題です。まずはなにを習慣づければいいのかを知ることから初めて行きましょう。
話し相手が楽しそうじゃない
これは地味に病むし、後から「話長かったかな?」「つまらなかったかな?」って毒されていく感じがたまらなく切ない。
話し方で盛り上げようと考えると、気を付けるポイントはトークの内容だけではなくて声のトーンや話の構成など多岐に渡ります。沈黙も「まだ私のターンなの?」という気がして心が穏やかではありません。
ただ、聞き方で盛り上げると考えるとどうでしょう?
あくまで話の流れを作っているのは相手。それをうまく盛り上げながら聞くことができたら、相手は気持ちがのってもっとたくさん話すことができる。沈黙も私の責任ではない、あくまで私はこの人の話を聞いているのだと考えることができます。
沈黙も大事だし、これを無理に埋めようとすると返って相手に気を遣わせてしまってまた盛り上がらなくなる…そんな負の連鎖は避けたいですね。
場が盛り上がらない
盛り上げるのなんて無理無理。お笑い養成所に通ったわけでもなければ、面白い話の仕方を学んだわけでもない。それにね、本当に本当に大事なことは…『誰もが日常で笑いたいと思っているわけではない』ということ。
もちろん、本当に楽しくて笑顔になるのって素敵なことです。
でもね、さも”面白いでしょう?”というような表情で常に話しかけてくる人がいたらどう思いますか?仕事中、自分は集中したいのに・ほかに考えたいことがあるのに・そんな気分じゃないのに笑わせようとしてくる人がいたらいかがでしょう?結構しんどいですよね。
盛り上がらないのはあなたのせいじゃないし、相手との相性っていうのもあると思います。盛り上がらないことに目を向けるのはやめましょう。
【結論】コミュニケーションに悩みを抱えてる方は読んでほしい!
ぜひ、手に取ってみて下さい。
コミュニケーションって、本当はすごく単純なことなんだって気づけます。対人関係で大事なことはなにか知ることができます。
書いてある内容はいたってシンプル。
難しいコミュニケーションの技法ではなくて、今日からでもすぐに実践できる方法がたくさん書かれています。苦手意識を高めるんじゃなくて、まずはできることから実践していく。それだけ。
本の構成もとても分かりやすいです。文字の大きさや行間など、読む側がすいすい読み進められるような書き方がされていて、時間があれば1日でも十分に読み切れると思います。
話の聞き方を学んで、その上で自分がさらに磨きたいコミュニケーションスキルを磨いていくことはとても有効だと思います。
まずは”相手の話を聞く姿勢”から学んでいきましょう。話し方はそのあとでも遅くはありません。
あなたのコミュニケーションへの苦手意識が、少しでも晴れることを願っています。
amazonのURLを貼付しておきますので、興味のある方のみどうぞ👇
コメント