看護師のお仕事ざっくり紹介(今回は病棟編🤍)

看護師のお仕事について

4月からピカピカの看護師1年目となるあなたに、病棟勤務のアレコレをざっくりとご紹介します。自分にもできるのか?向いてるのか?コロナ禍で思うように実習ができなかったために不安もより強いのではないかと思います。早くも転職したい、辞めたい…その気持ち、分からないでもありません。

私はまもなく看護師歴8年目を迎えようとしている、底辺おたんこナースです。今回は病棟での看護師のお仕事についてざっくりご紹介します(完全に私見ですご注意ください)。

ナースの登竜門!まずは(とりあえず)病棟勤務!!

看護学校、大学を卒業して、まず最初の勤務先としてベターなのは総合病院の病棟勤務でしょう。そうはいっても、病院内で希望配属先はそれぞれありますよね。面接で希望部署を聞かれると思いますが、そこは正直に答えていいと思います。

もちろん「楽そうだから」という理由は避けてね、笑

さて、病棟勤務ですが、最大のメリットは看護師のベース作りが嫌でもできるということでしょうか。

ベースとは、採血・ルートキープ・薬剤や治療法の知識・清潔ケア…その他諸々の、いかにも看護師らしい業務全般です。もちろんよく聞く疾患についての知識もおのずと身についてくるでしょう。

細かく言い出すとキリがないですが、心配しなくても勤務しているだけで徐々に身についてきます。ちょっと努力をすると、さらに深めたり極めることもできます。各病院、それぞれの教育プログラムが存在すると思いますので、それに沿って段々とスキルアップしていく仕組みです。

そしてこれらの看護師としてのベースができていると、転職も幅が広がります。少し先の話にはなるでしょうが、新卒ではとってくれない勤務先もあるからです。

看護師としてのベース作りもスキルアップもできる、病棟勤務!

先述したような看護師としてのベース作りができるのが病棟勤務です。

でも、それだけではありません!

目標があれば、さらなるスキルアップも可能です。

例えば、認定看護師や特定行為研修など、看護師としての専門性をさらに深めていくことができます。その分仕事のやりがいや給料面もアップしていくことでしょう。自分の興味がある分野は急いで見つけなくても、勤務していく中で見つかるかもしれません。

そうでなくとも勤務期間が長くなっていくことで吸収できることはたくさんあります。

あとは、役職者になることもできますね。これはどこでもそうなのかもしれないけど。大卒でなければだめとか、そういった縛りは特に無いようです。各病院で設けられたカリキュラムに乗っ取ってレベルアップしていくのが吉◎

一方で面倒な側面も…私的に病棟勤務のだるいな~と思ったところ

①看護研究

そもそも日々の業務で手一杯なのに、なにか深めたいことを見つけて、研究して、使えそうな文献を探して、文章化して、資料作成して…学生の頃にやっているでしょうが、就職してからのソレはまた大変さが増すように思います。

職場は学校のように、研究をするための時間を設けてはくれません。自分で業務を効率化して時間を作るか、残業するか、休みを潰すか…

人前で発表するのも、緊張して心臓が口から出てきそうで本当に嫌だった(いざ話し始めたら徐々に気分が良くなってきて喋ってしまったけど、またやりたいとは到底思えないし出来たことは奇跡とすら思っています)。

②委員会・係

だるい。実にだるい。当時の私は、意味も見いだせなかったし本当に不毛な時間だと思っていた。一生ここにいる訳じゃないのに、こんなことやっても給料変わんないのに、とかとにかくネガティブなことばかり。

でも今思えば、どの職場でも委員会とか係ってあるし、なんなら学生の時だって当たり前にあったよねって。そこから学べることもあるんだよねって思いなおしました。

自分が仕切ってみんなをまとめたり引っ張ったり、提案したり。看護業務以外でも自分はこんなにできるんだぞ!仕事丁寧なんだぞ!こんな得意な面もあるんだぞ!と、アピールできる機会であったと思います。

③夜勤

これはね、やらない選択肢ももちろんあると思うんですが。病棟勤務で夜勤やらないって、給料面結構寂しくなるし、休みも少なくなる印象(明けがないから)です。

でも、健康面やお肌のことだけを考えたら決してやりたくはない。笑

順番ミスったけど、病棟勤務の良いところとは?

それはずばり、回復して退院していく患者様の姿を見られるところ!

先に言わなくてはいけないのは、必ずしもそうとは限らないということです。お亡くなりになってしまう方や、治療上必要な安静や安全対策によってADLが低下してしまう方もいます。

だけど基本的には、状態が悪い方が来て回復して去っていく…病院って、そういうところです。目に見えて回復していく患者様の姿や、退院後必要な知識と技術を徐々に身に着けていかれる患者様を一番近くでサポートできる本当にやりがいのある仕事です。

特に感謝の言葉を言われた日には、私はこのために看護師になった…と舞い上がりそうになるくらいエネルギーチャージされてしまいます。

完全私見まとめ

今回は本当にざっくりと病棟勤務の良いところ、そうでないところをご紹介しました。

考え出したらメリット・デメリットともにもっとたくさん出てきてキリがなくなってしまいそうです。そのくらい色んなことが病棟勤務では起きました。

どの場面でも思うのは、同期の存在って大きいってことです。

みなさん、同期は本当に大切にしましょう。同じ時期に同じところで勤務を開始する、ほとんど運命みたいなものです。看護師の勤務先なんて、数えきれないほどあるのですから。

その時には実感が薄いかもしれませんが、同期って居て当たり前はありません。本音で話せる、気楽に話せる同期は本当に大切です。自分の心の健康のためにも、同期との横の繋がりは大事にしていきましょう。

長くなりましたが、お仕事シリーズはきっと今後も続くので…転職を考える方や悩みや不安を共有したい方はぜひまた覗きに来てください。

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