組織の中で戦う方法、間違っていませんか?正しい主張をしているはずなのに、誰もついてこない・手を差し伸べてくれない…と感じたことはありませんか。読んだとき、そんな戦い方があったんだと自分自身を振り返るきっかけをくれた『Deep Skill』。おすすめしたい理由をさくっと紹介します。
まず帯の文章に惹かれた…
店頭に並んでいて気になって手に取った商品なんだけど、帯に…
なぜ、「正論」を主張しても、組織は1ミリたりとも動かないのか?
「ずるさ」ではなく、「したたかさ」を磨け!
「Deep Skill」(ダイヤモンド社)の表紙・帯より
「ずるさ」ではなくて、「したたかさ」?!
ドキッとしました。私自身、ずるく仕事をこなしてきた自覚があったからです。
ほんの少し顔やスタイルがいいから、明るいから、20代だから、と…相手が副院長だろうが院長だろうが理事だろうが、誰が相手でも自分がしたいことのためにうまく関係構築しながら仕事をしてきた自覚がありました。
お陰で一部の女性社員には大層嫌われ、散々な嫌がらせにもあいました。
そこにきてこの、「したたかさを磨け」というフレーズ…本当にしびれました。
明瞭な方法の提示がされている
じゃあ、具体的にどうしたらいいのか?なにから取り組んだらいいのか?
そこを、察するよう仕向けるのではなく、しっかりはっきり書いてくれています。
よくあるビジネス書では自分が実行する時にどう業務に組み込んだらいいのか?悩んでしまう実践法が書かれていることが多々あります。業種が違えば、一層実践うることが難しいです。
しかしこの本は、どんな業種でも取り組みやすい実践法が記載されていて、些細なことから1つずつ実践・継続していけそうな気がしてきます。
「自分で考えて行動してうまくいかなかったんだから、まずはこの本のいう通りに行動してみよう。失敗したらどうせこの本のせいだ。ふんっ。」
と、割り切って実践することができるようになりました。
目次がめっちゃ分かりやすい
本を一冊読み切る!ということが苦手な方も中にはいらっしゃると思います。
この本の目次は分かりやすく、自分が知りたいことや興味を惹かれた項目まで飛ぶことができます。これが、読み返しもしやすくて本当にオススメです。
「あ、こんな時どうしたらいいって書いてあったような気がするな…」で、さくっと読みたいところが読めちゃうのも、地味にストレス軽減をしてうれる重要なポイントです!個人的に!
本にマーカー引いたり、附箋を貼ったりするのがなんとなく抵抗あるタイプなんです。もったいないというか、後からもっと重要だと感じることが出てきたときに色だらけになるんじゃないかとか…色々考えてしまって。
なので、この「目次がわかりやすい」というのは個人的にとっっても嬉しいです。
最後に
それぞれ管理職としてぶち当たっているお悩みって違うかもしれません。
この本は、困難に立ち向かう時に自分がどう行動していくのか。それが周りをどう巻き込んでいけるのか?そんな方法を指南してくれるような本だと思います。
私が管理者を始めた時、仕事の内容をいくらか教えてくれる人はいても、管理者としてどうスタッフと関わっていくべきなのかを教えてくれる人はいませんでしたし、「この人の背中を追っていこう」と思える人もいませんでした。
意外と、そんなもんなのかもしれません。
みなさんの環境はどうですか?
この本は難しい表現もなく簡潔明瞭で、どんどん興味惹かれながら読み進められる印象です。
気になった方はAmazonで試し読みもできるみたい。以下にURLを貼り付けておきますね!
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