私はインスタント食品大好き人間でした。特にこのサッポロ一番塩ラーメンは、ストックを切らしたことがないほどです。今も食べながら、添加物の本を読んでいます。添加物について知った上で、それでも食べるのか、むしろ安心して食べれるのか。せっかく調べたので共有したいなと思います。
サッポロ一番 塩ラーメンの原材料は?
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、食用油脂(ラード、植物油脂)、でんぷん、食塩、やまいも粉)、
スープ(食塩、香辛料、砂糖、ねぎ、チキンエキス、味付豚肉、ポークエキス、鶏肉野菜調理品、かつおエキス)
やくみ(ごま)
調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、クチナシ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・やまいもを含む)
【引用元】パッケージ裏面より
原材料については上記の通り。
”国内生産”や”食用”等、なんとなく安心できそうなワードがあったり、パッと見なんとなく聞いたことあるような・イメージが沸きやすいようなワードが並んでいます。
なんとなく体に悪いものは含まれていないんじゃないか…そう思ってしまいます(そう思いたい!っていうのが本音…笑)
この製品内の添加物について
だけどね、実際そう甘くはないです。添加物のオンパレード…
塩味はカラメル色素は入っていないので、その点は個人的にちょっと嬉しかったりしましたが。やはり添加物だらけ+麺を油で揚げている…考え出すと恐ろしいことです。
食べると口の中に違和感を覚えたり、胸焼けしてしまう人もいるほどなので大好きでも夜勤でも、極力摂取は控えようかなと考えてしまいます。
それぞれの具体的な内容についてもお伝えしていきます。
調味料(アミノ酸等)
食品に”うまみ”をつけるための添加物で、代表的なものは【味の素】などです。
この成分は動物実験での毒性はそれほど見られていないようですが、人間が過剰に摂取しすぎると、顔面や首、腕にかけてのしびれ感や灼熱感、動悸、めまい、全身のだるさなどの症状が出てくる場合があります。
過剰摂取といっても、どのラインを越えたら!という基準はなく、あくまで個人差が強いようです。
たくさん食べても何も感じない人もいれば、少量でも前述したような症状が出てくる方もいます。
炭酸カルシウム
貝殻、骨、卵の殻などの成分です。
さまざまな製品に使われていて、毒性はほとんどなく、安全性に問題のない成分と言われています。
かんすい
この成分は、ラーメン独特の風味や色合いを表現するために合成された成分です。
添加物として用いられる”かんすい”は一括名で、実際にはさまざまな化学物質を組み合わせて作られています。
しかし!
どの化学物質をどれだけ組み合わせて使用しても表示名は”かんすい”としか表示されないため、我々消費者には実際に何が使用されているのか知ることができません。
これらの化学物質の中には、摂取量次第で、骨がもろくなったり・腎臓の機能が低下したり…と、健康に影響を及ぼすものも少なくありません。
香料
香料は食べ物に限らず化粧品等でも、特定の香りをつけるために使用されている添加物です。
実に多くの食品に使われていますが、こちらも一括名であり具体的になんという添加物が使用されているのかが分からないことが特徴です。
合成香料、天然香料、いずれも多くの品目があり、中には健康に影響を及ぼすものがありますが、製品内に含まれる量が少ないために問題視されずに一括名表示となっているのだそう。
安心して口にできるものなのか、健康被害が大きいものなのか。せめて知っておきたいという気持ちはあっても、知ることさえ出来ないのはなんだかもどかしいような気持ちもします。
酸化防止剤(ビタミンE)
インスタント製品によく使われる酸化防止剤です。
ビタミンEの急性毒性は極めて低く、長期間摂取しても1日1g程度であればそれほど問題はないようです。
あくまで個人差もありますが、通常ビタミンEを1日何gも摂取することはそうそうないので、そこまで問題にはならなかと思います。
酸味料
食品に酸味を持たせるために使われている添加物。それ以外にも保存性を高めたり酸化を防止したりと、様々な効果があります。
酸味料の多くはもともとは食品に含まれる”酸”を科学的に加工したものなのでそれほど毒性は高くないようですが、化学合成されたものですので、一度にたくさん摂取すると過敏症の恐れがあるそうです。
酸味料にもかみ砕くと色々ありますが、一括名の”酸味料”とだけ表示されることが多いため、実際には酸味料として何が使われているのか?というところが不明瞭なのがやや不安です。
クチナシ色素
ラットでの実験結果がいくつかありますが、安全性に問題がなかったとされるケースや健康被害があったとされるケースがありました。
健康被害として確認できたものは、下痢・肝臓からの出血・幹細胞の変性と壊死などです。
細胞の変性は細胞のがん化とも繋がりがあるものです。
摂取量や体質等でも変わるのでしょうが、一概に”安全だ!”とも”毒だ!”とも言い難いところです。
ビタミンB2
本来は栄養強化剤なのですが、この成分自体が鮮やかな黄色であるため着色料としても使用されることが多いようです。
もともと食品に含まれているビタミンB2を科学的に合成したものであるため、健康への影響はないとされています。
ビタミンB1
栄養強化剤として、食品の栄養価を高めるために使用されることがあります。
この成分は体内の糖の代謝に大きく関わっています。食品にビタミンB1を添加することで、消化吸収に効果があるとされているようです。
最後に
いかがでしたか?
身近な食品に含まれる食品添加物は、意外と少ないと感じましたか?それともその逆でしょうか?
知らないで食べるより、少しでも知っていたほうが、リスクを分かっていたほうがいいのかなと個人的には思っています。
知ったからと言って全く食べないということはなかなかできないかもしれないけど、量を減らしたり過剰摂取を避けるなどの対策はできそうかな…と。できることから少しずつ取り組んでみようと思います。
他にも気になる商品等あれば、ぜひぜひ教えてください🤤🤍
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